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プロフィール
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あさな・にすい
性別:
女性
職業:
お仕事のヒト
趣味:
ぐーたら。
自己紹介:
棺おけに片足突っ込みつつあるお年頃。
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涙染む如くに語るメールの字淡く滲みて胸に広がる

救いとは外より侵す灰色の闇を溶かして同化する技

レジの前腰をかがめて札数う老いた紳士は聖者の眼なり

抱えたる腕の硬さに快い我を指しては飼い猫と言う

鏡には老いの忍ばん女居て背後の君は涙して褒めつ



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雨粒は真直に落つビルの谷
愚かしげなる人嘆く涙

旋回す分子は知るや全容を
すべては粒ですべては塊

誰も見ぬ歴史は巡り繰り返し
真(マコト)は何か今感ずこの時

甲殻代わりの衣なる
骨と皮にて包まるる
内側淡く七色に
揺らぎて刻々変化なす

水の鏡に映りたる
塊幾度と観て来ぬ哉
奥に動かぬ核在るも
光の加減は其を隠す

星の地上の一角に
空仰ぎつつ横たわり
常に脈打つこの隗の
出自の由来を思い浮く

俯き風の激しきに
嘆きてもがき捩れるも
地に伏す手をもて返す時
懐かしむべき柔らかな
泥土は匂ふ生の味わい


身勝手に植えられ育ち切られるは
大気のせいなり花は罪無し

春風に舞う自由さえ無かりけり
木々は古来に花散らすなり

この国の汚濁は水に流すとも
遠い海にて毒を秘匿す

触れる時見知らぬ国の海よりの
恵みの油人を潤す

差別とか侮蔑や蔑視流布するも
衣服も機械もかの国の産なり

昨今の戦争いずこ人の間に
入り込ませる誤解なる偏見

山上の寺清水湧く池小魚の
蠢く水底落ち葉ひとつ浮く


深みある雪に取られし足先は
向かう不凍の川の上流


笑い汗ばみつつ人々上る山
血の管下る水の源

"あさな・にすい" WROTE ALL ARTICLES.
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